カンヌ広告祭2011。
今年もネットメディアを盛り上げてくれた。か、どうかはわからないが、少なくとも僕のRSSをチアリーダーの如く盛り上げてくれた。
そんな中で感じたこと。
以前、僕の友達が自身のブログ上で、「BGMというものは大切だ」ということを書いていたのだが、その先を感じさせてくれたのがこれではないかと。
NTT docomoの"Xylophone"だ。Film部門でシルバーを受賞した作品。
動画を見てもらえればわかると思うのだが、ノーナレーションかつノーBGMな作品である。しかしながら、動画の中で音楽が生成されていっている。
音楽や画像などといった用意したものを組み合わせるのではなく、その場で作り出す仕組み。それを是とさせるのは、ナレーションとBGMが省かれているだけでなく、ロケーションも森林という静寂の中、ということ。これによって、視聴者の注目は動画の動きとそこから生まれるメロディーに集中する。
動画再生中も動画そのものが未完成で作られ続けていて、その作成者は動画の視聴者なのではないだろうか。いわば“動的なCM”だと思う。
作ったものをそのまま見せるだけでは不足している。接触時に新たな“動き”がなければならない。
BGMに関してだけではなく、もう1つ上のレベルの気づきを提供してくれたように感じている。
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